陸上競技

バンニ-キルクは200m・400mの2冠に挑戦

投稿日:2017年8月4日

以前「すごすぎる」と紹介した南アフリカのバンニーキルク選手ですが400mだけでなく200mにも出場するようです。200m・400mの2冠となればあのマイケル・ジョンソン氏以来の快挙となります。今大会はボルトが100mに絞っていることもあり可能性は十分にあります。しかし日程的に400mの決勝と200mの予選が重なっていることもあり、いくら超人バンニーキルクとはいえ厳しい戦いになると思われます。(マイケル・ジョンソン氏が2冠を達成した時は200mと400mの日程がずれていた)


ウエイド・バンニーキルク選手

バンニーキルク選手の2冠を阻むライバルの1番手としてボツワナのアイザック・マクワラ選手が挙げられます。直接対決ではバンニーキルク選手に全敗していますが、7月14日のミーティング・マドリードでは男子200mと男子400mに出場し、200mの20秒の壁と400mの44秒の壁を同日に破るという史上初の快挙を達成しました。先に行われた男子400mを自身2度目の43秒台となる43秒92で制すると、その75分後に行われた男子200mでは自身2度目の19秒台および今季世界最高記録となる19秒77(0.0)をマーク。いかつい見た目どおりのタフな選手です。さらに7月21日のダイヤモンドリーグ・ヘラクレス男子400mでは1週間前にマークしたシーズンベストを塗り替える43秒84をマークしました。最後の直線で上体が反り過ぎると大きく失速してしまうという欠点がありますが、最後までしっかり走ってくると43秒台を出してくると思われますのでバンニーキルクにとって脅威となるでしょう。しかもマクワラも200mの出場します。400mで43秒台をマークした75分後の200mで今季世界最高の19秒77を出しており、フレッシュな状態であればさらに記録を伸ばす可能性があります。200mに関してはバンニーキルク選手のライバルというより優勝候補筆頭です。


アイザック・マクワラ選手

もうひとりバンニーキルクの対抗馬をあげるとすれば全米学生チャンピオンのフレッド・カーリーです。5月26日に43秒70という学生としては驚異的なタイムをマークしています。国際大会の経験は少なそうですが、記録の上ではバンニーキルク選手に次ぐ今季世界2位。初の大舞台でどんな走りを見せてくれるか楽しみです。

 

バンニーキルク選手は400mで世界記録の更新と42秒台突入の期待がありましたが、200mとの2冠を目指しながらとなると記録を狙うのは難しいですね。下手をすると200m予選の後の400m決勝で足を掬われる可能性もあります。マイケル・ジョンソン氏のような隙の無いレース運びが求められますね。

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