陸上競技

うちの子は足が遅い。本当に?

投稿日:2017年9月26日

運動会のシーズンですね。

この時期になると「どうやったら速く走れるの?」とよく訊かれます。

「よく分かりません」というのが本音です(笑)

それを知りたくてこんな歳まで陸上を続けちゃってるわけですから。

とはいえ今まで走り方を教わったことのない所謂「足の遅い子」であれば速くなれるノウハウはありますので紹介しようと思います。

運動会で一等賞を取れる保障などできませんが、「走るのが苦手」というコンプレックスぐらいは解消できる可能性が高いと思います。

全力がわからない

まず足が遅い子はなぜ遅いのか。

原因のひとつは「力の出し方を知らない」ということが挙げられます。

小学校低学年くらいまでだと足が速い子でも滅茶苦茶なフォームで走っている子は多いです。

歯を食いしばって手足を(時には首さえも)がむしゃらに振り回して走る。

効率も連動もあったもんじゃない・・・しかし先頭を駆けていく。

こういう子は全力の出し方を知っているのです。

幼少期の駆けっこにおいて全力が出せるかどうかは大きいです。

駆けっこなのにジョギングのように走ってしまう子は全力が分からないタイプです。

まずは全力を出せるようになりましょう。

思いっきり壁を押してみよう

お勧めは壁押しです。

思い切り両手で壁を押して下さい。

突っ立った状態では押せませんから自然と低い姿勢になり膝を曲げて踏ん張る形になります。

これが力が出せる姿勢です。これはスタートの構えにも繋がります。力を出せる姿勢がわかったら壁を押しながら左右交互に連続で腿上げしてみましょう。

その際ベタッと足を着かずにつま先着地で行います。これがスタートダッシュの動きに繋がる形です。

ただ壁相手にやっていると、相手が動かないので進んでいる感覚は掴みにくいかもしてません。

お父さんが相手になって向かってくる子どもを受け止めて少しずつ後ずさりすることで力を出しながら前進していく感覚を身につけることができます。

ケンケンジャンプもオススメ

次にお勧めするのがケンケンです。

片足立ちでの連続ジャンプを行うことにより走るときの着地の衝撃に負けない力の出し方を養います。

走るとき着地の衝撃に負けてしまうと膝が必要以上に曲がり潰れた走りになってしまいます。

ポンポンと跳ねるように走るためには片足で体重を支える力が必要なのです。

まずはその場でケンケンしましょう。

ポイントは接地時間はなるべく短く、膝を曲げずに跳ぶことです。

慣れてきたらケンケンで前進していきましょう。

仕上に走るように左足右足交互にジャンプして進んでいくとより走りに近づけることが出来ます。

こういったジャンプ練習をすることで躍動感のある大きな走りが出来るようになります。

とにかく速く動かそう

最後はその場高速腿上げです。

その名の通り高速で行う腿上げです。腕もしっかり振りましょう。

少々動きが小さくなっても構いませんから目一杯速く動かして下さい。

ベタッと踵が着くような着地では速く動けませんので、つま先で着地することを心掛けましょう。

時間は10秒~20秒で十分です。万歩計をつけてカウントを競えば楽しく出来ます。この練習により素早く手足を動かす能力を養えます。

全力を出す事が出来ない子は力の出し方が分かるだけで劇的に速くなります。

お父さん、お母さん、お子さんは足が遅いのではなく力の出し方を知らないだけかもしれませんよ。

 
次回はかけっこの実戦で使えるテクニックを紹介します。
 

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