陸上競技

かけっこ実践編~1等賞を狙うテクニック~

投稿日:2017年9月27日

前回は子どもがかけっこで全力を出せるようになる練習を紹介しました。今回は実際に運動会のかけっこで一等賞を狙うテクニックを紹介します。

一等賞を狙うテクニックなどと自分でハードルを上げてしまいましたが、ポイントは「スタートダッシュ」の一点に絞ります。

運動会はスタートで決まる

運動会のかけっこは短いです。

距離にしてせいぜい50mぐらいでしょう。

しかも直線とは限りません。

小さなトラックを回るパターンも多いです。

つまりスタートで出遅れるとゴールまでに挽回するのはとても難しいのです。

逆に言えばスタートダッシュが決まれば能力で勝る相手に先着することもできるということです。

スタートの構え

スタートで重要なのが構えです。

運動会の「よーい」の時によく見かけるのが半身で同側の手足が前に出た構えです。

野球で盗塁のタイミングを伺う時の様な構えですね。

野球であればピッチャーの動きを見ながらかつ、牽制球がきたら素早く塁に戻らなければならないので左右どちらにも素早く動ける構えが必要です。

しかしかけっこは違います。

とにかくゴールに向かって突っ走れば良いのですから身体は前を向いていないといけません。

半身で構えると、身体を大きく捻ってスタートを切ることになります。

これは大きなロスです。

スタートの構えで重要なのは身体と足が進行方向に向いているということ。

つま先の向きをチェックしてあげて下さい。

スタートの構えは前傾することが重要です。

壁押しと同じで突っ立った状態から強い力は出せません。

ではどのくらい前傾するか?

まずは子どもに立ち幅跳びをやらせてみましょう。

跳ぶための予備動作として大きく沈み込みますよね。その沈み込んだ状態で止めて、片足を一歩引いたぐらいがスタートの構えになります。

背中が丸まっている場合は前傾したまま背筋を伸ばしましょう。

手に関しては前に出した足と反対側の手を前に出して構えます。同じ側を出してしまうと上手くスタートできません。

どちらの足を前に出せば良いかという問題ですが、気をつけの姿勢から前に倒れていき自然に前に出た方の足を前にしてみましょう(これは実際にやってみてやり易いほうでOKです)。

スタートしてすぐに起きない

最後に目線ですが斜め下(1mぐらい先)を見ましょう。

スタートを切ったら5mぐらいはそのまま目線を上げず走る練習をしておきましょう。

いきなり正面を見てしまうとすぐに体が起き上がってしまって、せっかく前傾の構えを作った意味がなくなってしまいます。

以上です。

あとはとにかくゴールまで思いっきり「全力」で走ることが大切です。

コーナーを走るテクニックもありますが、色々考えながら走るより全力を出し切れた方が速い事が多いです。
(本番がコーナーならコーナーで練習していれば十分です)

親御さんは順位や走るフォームではなくどれだけ「全力」で走れたかを見てあげてください。

一等賞を狙うテクニックじゃないんかい、と言われそうですが、相手がいることなので練習前より速くなったからといって勝てるとは限りません。

「うちの子は足が遅い」で諦めずに親子で一緒に練習して少しでも速くなったのなら素晴らしいことですから。

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