宝伝港から定期船に乗るとあっという間に着きます。
船着場付近にレストハウスがあり、食事やチケットの購入ができます。
島に点在するアートは一部有料です。
島の路地を歩いていると突然アート作品が出現します。
島の緑が極彩色のアートをより際立たせています。
周りは普通の民家です。
古い町並みとアートという組合せが良い意味での違和感を与えてくれます。
犬島では本物の犬はほとんど見かけませんがこれで十分でしょう。
犬も巨大ですが、セミも巨大なのが生息しているようです。
紹介したのはごく一部の作品で島をブラブラ歩いているだけで様々なアートとエンカウントします。
あえてパンフレット等見ずに彷徨うという観光もありかと思います。
民家の屋根越しに崩れかけた煙突が見えます。
使われなくなった建物や空家が多数あります。
中を覗ける所もあります。
これなんかは観光用にある程度管理されていると思われます。
管理されていない空家はどんどん緑に食われていっていますね。
古い町並みとか廃墟好きな方はアート無しでも楽しめると思います。
僕は楽しいです。
まあ、犬島に観光に来て観ずに帰る人はいないと思いますが・・・。
精錬所跡地は美術館の敷地内にあるため美術館の閉館日は入れません。ご注意下さい。
入口付近。子どもたちは
「迷路みたいで楽しい」と
しばらくウロウロして先に進めません。
まあ楽しければ良し。
上から見るとこんな感じです。
転落防止設備はありますが、お子さんから目を離さないようにして下さい。
奥に進むと姿を現す発電所跡地。

道は整備されていて小さい子でも歩けますが、レンガが埋まっていたりしてつまづきやすいので注意して下さい。

階段もありますので「抱っこ」は覚悟しましょう。
緑に覆われた煙突。
もう本当にギリギリな感じの煙突。
次に来るときまで立ってるかな。
廃墟好きには最高の眺め。
精錬所美術館の中には不思議な空間が広がっています。
有料(15歳以下は無料)ですがお勧めです。
(チケットが2,060円で島内の他の有料鑑賞アートと共通なので精錬所美術館だけ観るには高いと感じるかも。分けて欲しいな~)
路地を歩いていると民家の庭から「来い来い」と声をかけてくる翁が。
自慢の錦鯉を見て行ってくれとのこと。
コンクリート造のプールにたくさん錦鯉がいます。
「ワタリです」「タチです」
昔犬島で西部警察のロケがあったそうです。
翁は島の歴史についても語ってくれます。
翁はスタッフではなく島の住人なのでいつも会えるとは限りません。僕は過去4回行って2回会えています。
鯉の鑑賞、島の歴史は共に無料。
犬島はアートのイメージが強いのか海水浴シーズンでもなければ、あまり子連れの観光客は見かけません。
しかし(個人差はあると思いますが)子どもが楽しめる要素がたくさんあります。
船に乗る、
海がある、
冒険できる
公園で遊ぶだけじゃ味わえない非日常がたくさんあります。
アートに関しては「なにこれー すげー!」で十分じゃないですかね。
大人だって理解できないものなんですから。
ということで是非お子様連れで行ってみてください。
場所:岡山市東区宝伝(場所は定期船乗場)
片道で大人一人300円です。
付近に駐車場有。
フェリーの時刻表はこちら
閉館日やアクセスについてはサイトで確認して下さい。
犬島のサイトはこちら