念願のメタスプリントを手に入れました。
ソニックスプリント2と同じ仕様なのでわかっていましたが、やはりHL-0メッシュとダイナラップによるフィット感は素晴らしいです。
足に吸い付いてきます。
その分紐をしっかり緩めないと足がうまく入りません。
面倒でも毎回紐はしっかり緩めて履くべきです。
プレートの角度はジェットスプリントとソニックスプリント2の間ぐらいです。
フルカーボンのプレートはめちゃくちゃ硬く手で曲げようとしてもほとんど曲がりません。
無理に曲げると折れるんじゃないかという感じ。
かつて履きこなせなかったアディゼロプライムSPより硬いんじゃないかと不安になりました。(というより半分諦めた)
しかし走ってみての感想ですが、恐ろしく硬いプレートなのに走るとちゃんと屈曲しました。
よく見ると中足部よりも前足部はプレートが薄くなっていて、スタートダッシュの時は足の形に合わせてしっかり曲がってくれます。
反発力は凄いです。
グリップ力ですが、結論から言うと問題ありません。
ピンレスとはいえシューズとは明らかに違い、しっかりグリップします。
ピン(点)と面の中間ぐらい、肉球で捉えている感じです。
コーナーでも滑りません、と言うか余計な抵抗がなくコーナーが非常に走りやすいです。
説明書には雨の日はグリップ力が担保出来ません的なことが書かれていますが、濡れたトラックでも滑ることはありませんでした。
トラックに水が浮くぐらいの土砂降りだとわかりませんが・・・。
走っていて滑ることは無いのですがスタブロにセットする時、ズレやすいとは感じました。
僕はつま先が少しトラックに乗るようにセットするので問題ないのですが、足を全部スタブロに乗せてセットする方はずり落ちる可能性があります。
これはスタブロとの相性もあるかと思いますが。
後ろから足裏を蹴られたように脚が前に出ます。
しかし脚を前に出す方向(股関節屈曲)へのアシストが強い分、脚を引き戻す方向(股関節伸展)への力が追いて来れなくなってしまう感じです。
初日は流しでの段階でハムが張ってしまいました。
何本か120mを走り、タイム的には9割の出力でこれまでの全力と同じタイムが出ます。
これはロングスプリントでの恩恵が非常に大きいのではないかと思います。
しかし今のところ肉離れが怖くて全力疾走出来ていません。
このシューズのポテンシャルを最大限引き出すには自分自身をもっと鍛えないといけないようです。
まとめると、
・フィット感が素晴らしい
・プレートが硬く反発力が凄い
・グリップ力は問題なく滑らない
・トップレベルでなくても履けるが、レベルが高い選手はより恩恵を受けられると思う
といった感じです。
芝30m×5
ここからメタスプリント
120(90%)×1(13”8)
SDコーナー70×3
SD200×1
接地の手応えがあまりないけど SDもコーナーも滑る事はなかった。全力疾走とロングスプリントの後半は未知。 pic.twitter.com/9hbxfulHrZ— あわわ (@awawa4788) July 1, 2020
次に向けて再始動。
120×3 R=8’
15”0、14”5、14”0(向風)
入り200(24”5)
メタスプリント、90%の力で前の100%のスピードが出るけど100%の力を出すとコントロール出来ないので今のところ最高速度は変わっていないと思う。むしろ400mの前半ぐらいのスピードが楽に出るので恩恵を感じる。 pic.twitter.com/hrcAO4IN1h— あわわ (@awawa4788) July 11, 2020