シューズ

アディゼロタクミセン8

投稿日:2022年1月15日


大幅にリニューアルされたアディゼロタクミセン8を試したので感想を書きます。
(40代 400m専門 SB51”2)


タクミセン7は典型的な薄底シューズで短距離の練習に重宝したのですが、
ソール厚みが25mm⇒33mmに変更され、
ソールの素材もライトストライク+ブーストフォーム⇒ライトストライクプロに変更されました。


またソールに搭載されていた硬質プラスチックのシャンクが無くなり、グラスファイバー製で5本指のエナジーロッドを内蔵した構造となりました。

ここまで変更されるともはやタクミセンでは無いのでは?と発売前から感じていました。

で、実際履いてみての感想なんですが、
「タクミセンです」

当然タクミセン7とは違いますが反発力とクッション性を高いレベルで両立している点で
「なるほど、確かにタクミセンだ」と。

ソールの厚みが増したことでクッション性は確実にアップしています。
そしてエナジーロッドとライトストライクプロによる反発力、推進力があります。
ただ、厚底特有の反発までのタメというかタイムラグがあります。
これは40㎜の厚底ほどではありませんが確かにあります。
そして若干の沈み込みを感じます。
これも40㎜の厚底ほどではありませんが確かにあります。

ジョギングからダッシュまで試しましたが100mで12秒切るぐらいのスピードでも走りやすかったです。
アディゼロボストン10では走りにくくなるスピードまでついてきてくれたので、タクミセン7同様にスパイクの一歩手前のシューズとして使えそうです。
私はストライド優位のロングスプリンターなので若干の沈み込みやタイムラグは気になりません(むしろ好き)が、
逆にピッチ優位のショートスプリンターはタクミセン7を好むのではないかと思います。

ここからは細かい話になりますが、ソールの厚みが増したのに屈曲性が保たれているように感じます。

シャンク(板)からロッド(棒)に変わり指一本一本の接地感覚がつかみやすいようにも感じました。
エナジーロッドによるガイドなのか、ソールの内側を肉抜きしている影響なのかはわかりませんが、着地後に母指球側へ体重が誘導される感覚があります。

ちなみにコンチネンタルラバーは前足部の内側のみで、他は溝の無いラバーですが意外とグリップ力があります。


フィット感ですが指先は動かしやすく中足部はセラーメッシュでしっかりホールドしてくれます。
が、踵だけはルーズフィットです。軽さを優先したのかヒールカウンターがペラい。残念。
とはいえシューレースをダブルアイレットにすれば気にならないようになりました。
サイズ感は明らかにタクミセン7からは変わっているので可能なら購入前に試着をお勧めします。
私は他のシューズと同じサイズですが人によっては0.5ダウンでもいいかもしれません。


重さに関してはタクミセン7とほぼ変わりません。厚みからするとかなり軽量です。

発売から1ヶ月で賛否両論ありますが、私はかなり気に入っています。
主にマーク走やコンクリートでのショートダッシュなど硬いサーフェスで高い出力かつ本数が多い練習に使用していますが、
高い反発でスピードを出しつつクッションでダメージを減らすことが出来ているように感じます。

ハイエンドモデルの厚底ほどの反発力はないけどレスポンスが速く安定感がある。
薄底モデルほどレスポンスが速くないが、クッション性に優れ、スピードを出しつつダメージを軽減できる。
単に厚底と薄底の中間ではなく、足して2で割って1.5掛けたぐらいのシューズです。

-シューズ

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